今、福岡で勢いが止まらないツマミナさんと、器を超える、新作料理“発想術”。
「株式会社ツマミナ」の代表取締役、藤吉玲さんとのお話を掲載しています。
既存の物を売る。それはもちろんあるけれども、それだけではなく「柄を入れる」なども、お願いできます。型を起こすまでは、なかなかたいへんだけど、できないこともないですね。自由自在。うち専用の取り皿を作ってもらったりですね。
オリジナルが。ええ、もう完全に。
例えば、箸がきれいに置けるような皿を試作しています。
箸置き、無くすじゃないですか。それに居酒屋さんってあんまり箸置きいらんかな~。だからどうするかな、と考えました。 これ1枚で済むんです。それになるべく割りたくないという課題もあります。取り皿の追加は、年間でかなりの数になりますから。ツマミナさんは、1,000枚以上買われていますもんね。12店舗で年間1,000枚。100店舗になったら・・・
どうするよ・・・
そういう話になってきますよね。それを器屋さんは売りっぱなしではなくてサポートしていかないと・・・試作段階で強くはなったんですが、やっぱりまだ割れていますね。
これは瑠璃とか黒に金つけたよね。
内装の隠れコンセプトが・・・
僕が以前やった店では、もう全部“金”にしよう! って、壁紙から器から全部“金”にして。そういうオーダーにもちゃんと答えてくれました。
いろいろ、一部一部、“金”を入れていきましたね。結構派手になったんですよね。
既存にある物でもオリジナルも。イメージを形にしていくことですね。
例えば、中をこっちの色にしてとか。
ええ。逆にこれはこれでいいよねとか。これはこうしよう。アイデアを、お互い話し合って。
多店舗展開されていて「勢いがある」って言いますが、 そういう「勢い!」という印象じゃはないですね。
のほほんとしてる感じ。
社長の凄いところは「仕入れ力」はもちろんですが。ご自分で直接足を運ばれています。先日も韓国まで行っていらして、海老・蟹を・・・
蟹が10トン単位って言われたから買えなかった(笑)
業者さんたちを大切にされていて、それがいずれちゃんとご自分に返ってくると、おわかりなんだと思います(笑)
業者さんというより、直接生産してる方々が多いんです。なるべく産地と直接やっていく形を取りたいなと思っているので。
そうですね。最近は壱岐の勝本からも仕入れています。
業者さん任せではなくて、流通までちゃんと考えられて。例えば玄界灘から持ってこられないかなと。 そうすればきっと漁師さんたちも喜ぶでしょうし。この「仕入れ力」というのは、安く仕入れるのではなく、いい物を仕入れることです。それができるお店は、ちゃんとメニューに起こしていますよね。
うん、そうだね。
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