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今月の暦:織部割山椒 西岡悠(岐阜県恵那市)


織部割山椒
作家紹介 西岡悠(岐阜県恵那市)

西岡悠さんといえば何といっても黄瀬戸だが、織部、志野、瀬戸黒なども作陶されており、
西岡さんの割山椒は個性的で力強く開いている。
自ら採掘した美濃の土の特色を活かした作品を制作されており、
今後の活躍から目が離せない作家です。
大胆に開いた割山椒には今がちょうど旬のタケノコを。
食のマメ知識:時期によって異なる部位が楽しめる山椒。
山椒の若芽を「木の芽」、4~5月頃の花を「花山椒」、6月頃の青い実を「実山椒」、
秋になり赤く熟してはぜたものを「割山椒」と呼びます。

今月の暦

「清明節の朝しめりよし芋を植う」 
意味:芋は春に植え付けを行うものが多いため、4月5日頃の明朝に
芋を植えようと詠った俳句。
西山泊雲(にしやまはくうん)は兵庫県の俳人。俳句雑誌「ホトトギス」を代表する作家。
清明(せいめい)は4月初旬の季語です。
黒く枯れたように見える枝から、小さな若葉の芽、花のつぼみがいっせいに萌え出る頃。
清明とは、きらきらした生命の輝きを表す言葉です。